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M&Aにおける事業譲渡|従業員にはどんな影響がある?

M&Aにおける事業譲渡を行い、その後の事業運営を成功させるために従業員は重要な存在です。

企業側は、従業員に事業譲渡について伝えた際、どのように考え、不安に感じるかを理解するよう努める必要があります 

この記事では、事業譲渡が行われる場合、従業員が受ける影響について解説します。

M&Aにおける事業譲渡で従業員の労働環境が変化する

M&Aとは、合併買収の略で、事業の一部又は全部を他社が買収することを意味します。

企業同士で業務提携関係を生み出していくことで、効率良く会社を成長させていくことが可能です。

従業員は労働環境の変化により、業績が上がったり新たなプロジェクトに取り組んだりできる、というポジティブな影響があります。

しかし、環境の変化に合わせられない場合、労働条件が悪くなることもあります。

事業譲渡における従業員への影響

事業譲渡における従業員への影響は以下の通りです。 

雇用条件が変わる可能性がある

会社のMAの雇用条件は、原則として変わりません。

ただし、一部事業譲渡の場合には、再度買収した会社と労働契約を結ぶ必要があることもあります。

買い手企業が新たな雇用条件を提示し、従業員が受け入れると給与体系や労働日数が変化する可能性もあります。

買い手企業に転籍する場合に、昇進や昇給を見込めたり、福利厚生の面で待遇が上がったりするメリットが見込めるかもしれません。

 

雇用条件が変わることで退職金の取り決めが変わり減額されるなど、悪影響が及んでしまうこともあります。

労働環境が変わり負担が増える可能性がある

職場の人間関係を一から築き上げる必要が生じるかもしれません。

心機一転して、気持ち良く働ける場合もありますが、労働環境が変わることで新たなストレスやプレッシャーなど負担を抱えてしまう可能性があります。

まとめ

M&Aにおける事業譲渡が行われる場合、従業員に労働環境や条件に大きく影響を与えます。

従業員がモチベーションを保ちながら労働を継続するためにも慎重に扱っていく必要があるでしょう。

事業譲渡に関する疑問がある場合は、従業員の影響を考えながら、税理士に相談することを検討しましょう。

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税理士・公認会計士紹介

税理士・公認会計士 横田 穣治

[得意分野]

事業再生・合併M&A・相続税、贈与税等の資産税、法人税、所得税、消費税、経営計画、経営分析、原価計算、法人税、消費税

[経歴]

  • 大正15年11月 生まれ
  • 昭和26年 3月 神戸商科大学(現兵庫県立大学)経営学科卒業
  • 昭和26年 4月 ニチメン株式会社(現双日株式会社)入社
  • 昭和34年 1月 公認会計士登録
  • 昭和40年 1月 ニチメン株式会社を円満退社
  • 昭和40年 3月 税理士登録
  • 平成 2年10月 ファイナンシャルプランナー登録
  • 平成 3年10月 医業経営コンサルタント(経営)登録
  • 平成14年 7月 税理士法人ムサシ 代表社員
  • 平成17年 6月 NPO法人「公的病院をよくする会」副理事長
辻本敏行税理士の写真
税理士・公認会計士 辻本 敏行

[得意分野]

経営企画、内部統制、原価計算、事業再生、法人税、消費税、相続税

[経歴]

  • 昭和56年 1月 生まれ
  • 平成17年 3月 神戸大学経営学部卒業
  • 平成17年11月 公認会計士2次試験合格
  • 平成17年12月 より平成21年6月まで新日本監査法人勤務
  • 平成24年 7月 公認会計士登録
  • 平成24年12月 税理士登録
  • 平成30年 4月 税理士法人ムサシ 代表社員
吉武佑二税理士の写真
公認会計士 吉武 佑二

[得意分野]

経営計画、経営分析、原価計算、法人税、消費税

[経歴]

  • 昭和62年11月 生まれ
  • 平成18年 3月 山口県立防府高等学校卒業
  • 平成22年 3月 関西学院大学商学部卒業
  • 平成22年11月 公認会計士試験合格者取得
  • 平成26年10月 公認会計士登録

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